ダイエットにぴったり!美肌効果も♪豆腐ってこんなにすごいんです!
豆腐は、たんぱく質豊富で低カロリーなヘルシーフードとしてよく知られています。今回は、豆腐の実際のカロリーや含まれている栄養素、豆腐の効能について、ご紹介します。
カロリーはどのぐらい?豆腐の種類別カロリー量とごはんとの比較
市販されている豆腐は、木綿豆腐・絹ごし豆腐・ソフト豆腐・充てん豆腐の4種類に分かれます。気になるカロリーですが、種類によって多少の差があります。それぞれの豆腐100gのカロリーは以下のようになります。- 木綿豆腐:72kcal
- 絹ごし豆腐:57kcal
- ソフト豆腐:59kcal
- 充てん豆腐:59kcal
ご飯100g(子ども茶わん1杯分ぐらいの量です)のおおよそのカロリーは168kcalになります。ご飯と比べると、豆腐がかなりの低カロリー食材であることがわかります。ダイエット食材によく挙げられるのもナットクですね♪
どんな栄養が豊富なの?
豆腐に含まれる栄養にはどんなものがあるのでしょう。【体に必須の二大栄養素が多く含まれている!】
タンパク質
「からだをつくる」と言われている栄養素です。血や肉、皮膚、骨などの素になります。豆腐に含まれるタンパク質は、肉類のものと比較するとコレステロールが低く、体に良いと言われています。脂質
エネルギーの源になる栄養素です。豆腐に含まれる脂質は、コレステロールを調節する作用のある、不飽和脂肪酸が多く含まれています。二大栄養素以外にも、機能性成分と言われる栄養素がたくさん含まれています。
脂肪の代謝を促進する「レシチン」、活性酸素を抑制する「サボニン」、女性ホルモンと似た働きをする「イソフラボン」など、ダイエットや美肌の効果が期待できる成分も多く、カロリーだけでなく成分の面でも、美容向きの食材と言えます。
食べ過ぎても大丈夫?
低カロリーで栄養豊富な豆腐。だからと言って、さすがに食べ過ぎは体に悪い影響が出ることがあります。下痢を起こしやすい
豆腐に含まれる「にがり」の主な成分である塩化マグネシウムは、消化管の水分吸収を抑制する作用があります(下剤にも使われるほどです)。「豆腐を食べ過ぎ」=「塩化マグネシウムの過剰摂取」になり、下痢を起こしやすくなることがあります。生理が遅れがちになる
女性の場合、豆腐の食べ過ぎによって生理の遅れを招くことがあります。生理は、女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンの働きによって、およそ4週間で生理が来るような周期になっています。このエストロゲンと、豆腐に多く含まれているイソフラボンが似た性質を持っています。豆腐の食べ過ぎによってイソフラボンの過剰摂取を招くと、エストロゲンがうまく分泌されなくなって生理が遅れてしまいます。
また、卵巣にも悪い影響を及ぼすという研究結果の発表もされています。
男性も注意!精巣機能の低下を招く!
豆腐には、薄毛を改善したり体臭を抑えたりする効果があります。しかし、イソフラボンの過剰摂取は、精巣の機能を低下させることがあります。気を付けましょう。1日に食べてもいい豆腐の目安量を知りたい!
1日あたりのの豆腐を食べる目安量は、木綿豆腐だと110g(約1/3丁)程度、絹ごし豆腐の場合だと140g(約半丁)程度です。食事全体でバランスを考えながら、この量を目安に食べるようにするとよいでしょう。豆腐に含まれていない栄養素が多く含まれる食材を一緒に料理に使ったり、低いカロリーを補うような調理をしたりするなどして、他の食材もバランスよく摂ることがなによりも大切になります。

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