化粧崩れを防ぐ方法
化粧崩れの原因の1つにエアコンによる肌の乾燥をこちらの記事で挙げました。肌の乾燥を防ぐことが化粧崩れを防ぐことにつながります。その他化粧崩れを起こす2つ原因とその対策をご紹介します。
お肌の乾燥防止対策
お肌の乾燥を防ぐには、40代にもなると、スキンケアに手を抜かない事です。化粧水で肌を潤すだけでおしまいにせず、乾燥から守る為には、乳液、美容液、保湿クリーム、オイル等でお肌に蓋をしてあげます。それも、ただ単に、乳液、美容液、保湿クリーム、オイルと次々とつけていくのではなく、それぞれをつけた後、浸透するまで3分待って、次のアイテムをつけるようにしましょう。そうする事で、それぞれの浸透力が高まり、効果が上がります。
又、それは夜のお手入れの時間だけではなく、毎朝の洗顔後のスキンケアでも、同じように時間をかける事をおすすめします。化粧水、乳液、美容液、化粧下地、ファンデーションと進む過程でも、夜と同様に1つつける毎に3分待ってお化粧をして下さい。
朝のメイク時に、このようにすると、化粧崩れがグッと軽減されます。

こんなメイクにご用心、おばさんメイクとは?>>>
そういったスキンケアアイテムを塗る際に、ご自身のお顔で、特に乾燥する箇所としないと箇所でメリハリをつけます。乾燥しやすい目元や口周りなどは多めに、殆ど乾燥しない鼻は少な目につける様にします。
化粧崩れし易い箇所、し難い箇所など、顔の中でも色々違う筈なので、それに合わせて、スキンケアにメリハリをつける事で、化粧崩れを軽減できます。
又、シッカリ保湿をした後、今度はそれが又、過剰になって化粧崩れの原因になってしまわないように、スキンケアが終わったらティッシュでやさしく押さるようにして、シッカリと油分調整をしておきます。
次に、洗顔後、化粧水の前に精製水をスプレーするのも効果があります。こうする事で、時間が経過しても、化粧崩れがあまりなく、精製水スプレーをするのとしないのとで、乾燥やテカリが全く違ってきます。
お顔の皮脂対策
皮脂の除去に、皆さん「脂とり紙」を使われますが、確かに「脂とり紙」ですと、よく脂は除去できますが、これによって皮脂を取り除き過ぎてしまいます。皮脂を取り除き過ぎると肌表面の水分と脂分のバランスが崩れ、肌は不足を補おうとして皮脂を過剰分泌します。皮脂が過剰分泌される為に、余計にテカリが悪化する結果を招いてしまうのです。テカリが気になる場合は、ティッシュで擦らずに優しく押さえます。こうする事で、過剰な皮脂を未然に除去して、皮脂分泌が原因の化粧崩れを回避する事ができます。
このように化粧崩れを抑制する努力を重ねても、化粧崩れを全くの無しにするのは難しい事です。お化粧が厚ければ厚い程、化粧崩れも酷いですし、そもそもお化粧をしていないと化粧崩れの心配をする必要もないのですが…。
同じメイクをしていても、厚塗りではなく、ごくごく薄いメイクですと、化粧崩れの確率は低くなりますので、それ程化粧崩れの心配をする必要もありません。ごくごく薄いメイクに耐えられるように素肌力を高めれば化粧崩れの心配も無くなります。
素肌力を高めるには、ダブル洗顔はやめて、1にも2にも保湿です。保湿効果の高い化粧水や美容液で潤う肌を作りましょう。充分潤った肌は、乾燥を防ぎ、皮脂量を抑制する事ができ、その結果、化粧崩れを抑制できます。
汗対策
汗が顔に集中するのは、運動不足で身体に汗をかかなくなっているせいです。ウォーキング、ジョッギング等の無理の無い運動を心掛ける事で、低下してしまっている身体の汗腺を目覚めさせます。
全身の汗腺が活発になると顔の汗は軽減し、化粧崩れを抑えられます。